WordPressのバージョンが更新できないというトラブルはいろんな理由で起こります。
今回は、実際にわたしがWordPressのバージョン更新ができず、調べても原因と解決方法がなかなか分からずに困ったので、その解決した方法を紹介します。
WordPressのバージョンが更新できない

WordPressは新しいバージョンが出ると、ダッシュボードのところに新しいバージョンが出たことが表示されます。
「更新できるバージョンがあります。今すぐ更新してください」こんな文言が出てきて、更新ボタンを押すと簡単に更新することができます。
しかし、今回起きた問題はその「今すぐ更新してください」というメッセージが出てこなかったのです。
実際には古いバージョンを使っていても「お使いのWordPressは最新のものです」と新しいバージョンを使っていることになっていました。
いろいろ調べてみるも、同じパターンのトラブルはなかなか見つからず、解決方法も見つけられずにいました。
原因はプラグインだった

最終的に判明したのはプラグインが原因ということでした。一度、全てのプラグインを無効化すると、ダッシュボードに「今すぐ更新してください」というメッセージと更新ボタンが出てきました!
そして、一つずつプラグインを有効化していき、どのプラグインが原因となっているのか突き止めました。それは、「WP Downgrade | Specific Core Version」というプラグインでした。
これは、WordPressのバージョンを更新した後に不具合が起こり、バージョンをダウングレードして元のバージョンに戻したいときに使います。
このプラグインとの相性が悪かったのか、このプラグインを有効化すると更新ボタンが消えてしまっていました。なので、このプラグインを無効化して更新ボタンを押すことで、無事に更新することができました!本当によかった…!
このWordPressのダウングレードが必要になったのは、WordPressの新しいバージョンが出たときに、メジャーアップデートだったにも関わらず、何も考えずに更新してしまったことが原因でした。
投稿画面のページで文字の大きさや表示がおかしくなってしまいました。そこで、一時的にWordPressをダウングレードし、ある程度のバグが修正されるのを待ってから更新し直したのでした。
更新するときの注意点

初歩的なことですが、WordPressの更新には注意が必要です。WordPressの更新にはメジャーアップデートとマイナーアップデートの2種類あります。
マイナーアップデートでは、細かいバグの修正やセキュリティの強化などが行われます。メジャーアップデートでは、機能の追加や管理画面のデザインの修正などが行われます。
このメジャーアップデートで新しいバージョンが出た場合、すぐに更新してしまうとバグが多く、これまで通りの画面の表示がされなかったり不具合が出ることが多いです。
解決しない場合は、WordPressをダウングレードして元のバージョンに戻さなければいけなくなります。なので、メジャーアップデートがあった際には、2週間以上時間をあけ、不具合の修正がある程度行われた後に更新するといいそうです。
この記事が、同じような状況になって困っている人の問題を解決するヒントになれば幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました^^ また次回お会いしましょう♪
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