玉ねぎの種をまいた育苗ポットをビニールハウスに並べる工程を紹介!

種がまかれた育苗ポット 農業

玉ねぎ農家であるわが家は2月10日に玉ねぎの播種を始めました。冬の間の農閑期が終わり、いよいよ農家として本格的に仕事が始まる時期です。

前回は、その玉ねぎの種をポットにまく模様を紹介しました。

専用の機械を使って育苗ポットに土を入れ、玉ねぎの種をまきをする様子ですね。

そして今回は、その育苗ポットをビニールハウスに並べていきます!

種から苗へと成長するための場所がビニールハウス。これから玉ねぎが大きく成長していくために大切な作業ですね。

いろんな機械を使うので、そちらも注目してご覧ください^^

玉ねぎの播種が終わったら

玉ねぎの種が播種された育苗ポット

前回、玉ねぎの種を育苗ポットにまきました。玉ねぎの播種が終わったら、それをビニールハウスに並べていきます。

ビニールハウスの中で玉ねぎの種から芽が出て、苗に育ちます。

春頃、この苗を畑に植え付けができるように、この寒い冬の間にビニールハウスの中で苗を大きく育てておくのです。

播種したポットをビニールハウスに並べる

並べられた育苗ポット

播種したポットをビニールハウスに並べる前にいくつか作業があります。順番に紹介していきます♪

畑を耕し、肥料をまく

ビニールハウスの中を耕している機械

まずは、畑を耕して土を柔らかくします。回転する鋭い刃が付いたテーラーという小さい機械を使って畑を耕します。

持ち手を持って押しながら進むと、刃が回転して土を耕してくれます。

端から順に歩いて、ビニールハウスの中を隈なく耕していきましょう!

ビニールハウスの中に肥料をまく男性

1回畑全体を耕したら、粒状の肥料をビニールハウスの中にまんべんなくまいて、土に栄養分を入れます。

その後、あと2回テーラーをかけてまいた肥料を畑全体に混ぜ込みます。

整地をする

ビニールハウスの中を整地している機械

アッパーロータリーという機械を使い、畑を平らにしていきます。整地するとともに、土を細かく砕土しふかふかにします。

ビニールハウスの中をトンボをかけ整地している男性

その後、さらに滑らかに畑を平らにするため畑全体にトンボをかけます。

レールを敷く

ビニールハウスの中でレールを繋げている男性

鉄製のレールをいくつか繋げて組み立てます。これは、ビニールハウスの中に水をまく灌水機が自動で通るためのレールになります。

ビニールハウスの中に敷かれたレール

これで1本の長いレールになりました!このレールの上を灌水機が通っていきます。

ネットをかける

ビニールハウスの中でネットをかけている男性

レール部分以外の土の上にネットをかけます。

この後、土の上に育苗ポットを置き、玉ねぎの種から芽が出て土に根が張っていきます。

苗がある程度大きくなり、春に畑に植え付ける際に育苗ポットごと土からベリっと剥がして軽トラに積み込みます。

このベリっと剥がす時に、ネットを敷いてあることで土から剥がれやすくなるのです。

ビニールハウスの中にかけられたネット

これで完成!

畑に水やり

耕した後のビニールハウスの土に水やりをします。

灌水機と呼ばれる機械を使って、畑の端から端までまんべんなく行き渡るように水をあげていきます。

左右に広げたアームには複数の噴射口があって、そこから水が出てきます。この水は水道の蛇口とホースが繋がっており、水道から水を引っ張っています。

中央にレールが敷いてあり、その上を水をまきながら設定した速度でゆっくりと進んでいきます。

わが家の使っている灌水機はビニールハウスの端まで行くと、折り返しのボタンを押してバックさせる必要があります。

それも全て全自動の灌水機もあるようですが、わが家のものは違うのでどのくらい進んだかちょこちょこ様子を見ておかなければいけません。

それでも、昔はこういった機械がなかったことを考えると、めちゃくちゃ楽で便利になったということですよね。助かります^^

ビニールハウスに並べる

玉ねぎの育苗ポットを挟んで持ち上げている男性

まず育苗ポットを台車に置いて、専用の器具を使って育苗ポットを挟んで持ち上げます。

育苗ポットを機械に設置する男性

そして、それを育苗ポットを並べる機械の中央に入れていきます。

育苗ポットを並べる機械

補充し終えたら台車を下げ、準備は完了です。

玉ねぎの育苗ポットを機械を使ってビニールハウスに並べている男性

いよいよ、玉ねぎの種を播種した育苗ポットをビニールハウスに並べていきます。

専用の機械を使って、一つ飛ばしで端から順に2枚ずつ育苗ポットを並べます。

玉ねぎの育苗ポットを機械を使ってビニールハウスに並べている男性

左右に置かれた白い足場を踏みながら、持ち手を持って場所を移動し、所定の位置で持ち手を下に下げて、育苗ポットを地面に置いていきます。

それができたらその横の2枚、計8枚が並べられたら今度は反対側に移動し、また8枚分並べます。

そうしたら、前に進みまた同じ作業をビニールハウスの端に着くまで延々と繰り返していきます。

こうしてビニールハウスの端から端までこの育苗ポットを隙間なく並べられたら完了です!お疲れさまでした^^

灌水機で水やり

育苗ポットを並べた後、また灌水機で水をやります。種が発芽できるように十分に土に水を含ませます。たっぷり水を飲んでね〜

ビニールをかける

ビニールをかけられたビニールハウスの土

水やりができた育苗ポットの上にシルバーのビニールをかけます。これは水が蒸発して乾いてしまわないように、保湿のためですね。

トンネルを作る

ビニールをかけられたビニールハウスの土

白い棒を曲げて半円状にして土に刺していきます。これはこの後ビニールを上にかけてトンネルになります。

ビニールをかける

ビニールハウスの畑にビニールをかけている男性

まず、トンネルの上に半透明のビニールを被せます。

ビニールをかけられたビニールハウスの畑

そして、その上からさらにシルバーのビニールをかけておきます。

ビニールをかけられたビニールハウスの畑

こうすることによって、育苗ポットの周りに空間を作り、寒さから守ってくれます。

また、半透明のビニールの上にかけるシルバーのビニールは日光を遮るという役目も果たしています。

例えば朝シルバーを取り、日光を当てます。地温が上がってきて、25度までなるとそれ以上温度を上げないためにシルバーをかけます。

すると、それ以上地温が上がらずに適温を保つことができます。

ハウス管理

雪の中のビニールハウス

この後はハウス管理に入ります。

播種した種から芽が出て大きく育つように、生育に適した温度に保ち、水やりをするのが仕事です。

温度が低すぎると芽が出にくく、温度が高すぎると枯れてしまうので25度以上にならないように注意して、家にいても常に温度計をチェック!

温度が低いとハウスの横のビニールを閉め風が入らなくし、温度が高いとビニールを開け空気を入れて温度を下げます。

そして毎日灌水機で水やりをし、温度計をチェックして家とハウスを往復する日々です。

ハウスの中は温かく、外は雪がまだかなり残る寒さ。この寒暖差でいつも義父や夫は風邪を引いてしまいます。

なので、この時期は体調の変化に特に気をつけて、風邪っぽいかもと思ったら無理せず早めに体を休ませます。

発芽はいつになるかなぁ〜。芽が出るのが楽しみです。元気にすくすく大きくなぁれ♪

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