生理前でイライラしたり、情緒が不安定になる女性はたくさんいると思います。ですが、それが生理前だからだとを自分で自覚していない人もいるのではないでしょうか?
生理前の体や精神的な症状の軽い人も重い人も、その原因や自分の体のことを知っておきましょう^^
PMS(月経前症候群)

月経前症候群のことで、月経前の3〜10日間精神的な症状や身体的な症状が続くこと。
特定の精神症状にはPMDDと言って「月経前気分不快障害」というものがあります。
PMSは女性の50〜80%にあると言われていいますが、治療を必要とするほど症状がひどくてもそれを自覚して治療している人は少ないそうです。
生理前の5日間で以下の症状が確認されることが3ヶ月続けばPMSと診断されるそうです。
イライラや精神的な不安定、気持ちのコントロールができないようなことがあっても、それは自分自身の精神的な問題ではなく、PMSによるものかもしれません。
夫に言われて気付いたこと

このPMSの存在は以前から知っていましたが、精神的な落ち込みが特別ひどく、日常生活に支障が出るくらい重い症状のことだと思っていました。
でも、改めて調べてみるとそんなことはなく、自分にも当てはまるような部分がありました。
これを調べるようになったのは、夫に「生理前はイライラしているよ」と言われたことでした。当のわたしは「えっ本当?」という感じでした。
自分の中で、「イライラ→生理前だから」という認識がありませんでした。わたしが気付いていないことに夫もびっくりしていました(笑)
確かに言われてみると、生理前かどうかは覚えていませんが、普段とは違うような激しいイライラが襲うときや、そのイライラが抑えられないとき、気分が激しく落ち込むときなど、身に覚えがありました。
それは、自分個人の問題で「イライラする…」「不安定になってるなぁ…」としか思っていませんでした。自分でも何でこんなにイライラするのか、何でこんなに不安定になるのか分かりませんでした。
それを、夫に「いつもそうだよ(笑)」と言われてびっくり!「言ってよ〜!」と言うと「えっ知らんかったん?」と言われてしまいました^^;
会話をしていても、わたしの反応がいつもと違うなと思ったり、いつもとは違うポイントでわたしが怒ったり、落ち込んだりしているときは、大体その数日以内に「生理になった」と言っていたそうです。
自分の体のこと

イライラや落ち込みを自分の精神的な問題だと思っていましたが、おそらくそうではなく、生理前のホルモンバランスの変化によるものだと知ることができて何だかすごく腑に落ちました。
自分でも感情が抑えられないくらいイライラすることや突然激しく落ち込んで泣いてしまったりすることが、自分の意思ではなく、仕方のないことだったのだと思うとホッとする思いでした。
自分には時々、情緒の浮き沈みが激しくなってしまう部分があるのかと思っていましたが、ちゃんと原因があったのだと分かって安心したし、知れてよかったです。
自分の体のことですが、意外と自分では気付いていないこと、周りにいる人だからこそ気付くこともあるんだなと思いました。
ホルモンバランスが与える影響

今回、改めてホルモンバランスが与える影響ってすごいんだなぁと思いました。
自分では、自分の意思で怒ったり、泣いたりしていたつもりなのに、そこに自分の意思は関係なく、体の中のホルモンバランスの変化によって引き起こされていたというのは驚きでした。
わたしの感覚としては、「目に見えない何かに操られている?」ような感じだと思いました。自分の意思のつもりなのに、そうじゃない何者かによって、自分でそうしているかのように感じていたからです。
人の体や精神状態にこれほど影響を及ぼすホルモンバランス。他にもありますよね。更年期障害も女性ホルモンの分泌量が急激に減少し、ホルモンバランスが崩れることによって起こります。
自分の体は自分がコントロールしていると思っていましたが、体によって自分の感情がコントロールされていたのかもしれませんね。人の体の仕組みは興味深いなぁと思った今日この頃でした。
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