玉ねぎの播種作業をリポート!農閑期から農家の仕事が本格的に始動

収穫された土のついた玉ねぎ 農業

昨年11月頃からの農閑期を経て、とうとう仕事が始まる2月がやってきました!

ここ北海道ではまだまだ周りに雪がたくさん残る中、いよいよ農家の仕事が本格的に始まります。

わが家の農家としての本格的な最初の仕事は、玉ねぎの播種です。

ということで今回は、玉ねぎの播種作業の模様をリポートしたいと思います。

農家の人だけでなく、普段玉ねぎをスーパーで買い食卓で食べている人にも、こんな風に玉ねぎを育てているんだなぁということを知ってもらえると嬉しいです^^

玉ねぎの栽培方法

収穫前の玉ねぎ畑

わが家は北海道農家で玉ねぎを栽培しています。玉ねぎは冬に種をまき、夏から秋にかけて収穫する作物です。

玉ねぎの栽培方法を簡単に説明するとこんな感じ▽

玉ねぎの栽培方法
  • 播種(種まき)
  • ハウス管理(苗を育てる)
  • 移植(畑へ植え付け)
  • 防除(農薬散布)
  • うねわけ(トラクターの通り道を作る)
  • 根切り(根っこを切る)
  • 収穫(玉ねぎを畑から拾う)
  • 選別(出荷できないものをより分け)
  • 出荷(玉ねぎ工場へ)

播種とは、種をまくことです。まずは畑でなくビニールハウスで苗を育てるため、育苗ポットと呼ばれるものに種をまきます。

ハウス管理では、種をまいた育苗ポットを並べたビニールハウスの中で生育に適した温度に保ったり、水をあげ、苗を育てます。

移植は、ある程度の長さまで成長した玉ねぎの苗を畑に植えつけます。

そして、防除は作物に虫がついたり、病気にならないように必要な農薬を撒きます。

玉ねぎが収穫近くなり、成長していくと玉ねぎの上にはネギのような葉っぱが伸びています。それが倒れて畑には足の踏み場がなくなります。

そこで、うねわけでは畑にトラクターが入れるように、トラクターのタイヤが通る部分の倒れた葉っぱを横にどけます。

その後、根切りと言って地中の根っこを専用の機械で切ります。根っこを切ることで、それ以上成長しないようにします。

そして、根っこからの栄養や水分が取れなくなり、玉ねぎの葉っぱの色が緑から茶色く変わって十分乾燥してきたら、専用の機械を使って玉ねぎを拾っていきます。

最後に、収穫した玉ねぎの大きさや腐れ、変形などがないかチェックして、葉っぱをカットします。そうして、選ばれたいい状態のものを出荷するのです。

こんなにたくさんの工程を経て、

玉ねぎはできてるんだなぁ〜

玉ねぎの播種

土から出たトマトの芽

玉ねぎの播種は玉ねぎ作りの一番最初の工程で、まだまだ雪が残る2月中旬頃から始まります。

わが家の今年の播種は2月10日になりました。周りの農家さんと比べても少し早めのようです。

玉ねぎの播種には、スーパーまくdayという機械を使います。こちらがスーパーまくday。

玉ねぎの育苗ポットと播種機

ネーミングセンスにキラリと光るものがありますね(笑)農業機械にはこういう面白い名前のものがたくさんあります。

玉ねぎの育苗ポット

育苗ポットと呼ばれる長方形の黒いポットに種をまいていきます。こちらが育苗ポット。

一つの育苗ポットには無数のくぼみがあり、そこに土と種を入れていきます。

大量に積み重ねられた玉ねぎの育苗ポット

そして、ここにある育苗ポットすべてに播種します!

わが家は玉ねぎの苗を育てるビニールハウスが3本あるので、3本分の数ですね。その数なんと、4000枚近く!

農家さんによってやり方は違いますが、わが家はハウス1本分ごとに作業していきます。なので、今日はハウス1本分の作業をします。

すごい量だ〜!

播種作業開始!

育苗ポット設置

玉ねぎの育苗ポットと播種機

保管している育苗ポットから、何十枚か重ねて育苗ポットを機械に設置します。

自動で一枚ずつ移動され、順番に土入れされていきます。

土入れ

播種機に入れられた土

まず、床土となる土を専用の土入れに入れておきます。

播種機で入れられた土

ここで自動で流れてきた育苗ポットに土が入れられていきます。

育苗ポットに入った土を鎮圧するローラー

左側にある丸い鉄のローラーが土の入った育苗ポットの上を転がります。

こうすることで、育苗ポットに入った土を上から押して鎮圧します。

播種機から落ちる土

土を入れる際に横から余分な土が落ちてしまうので、下で受けています(笑)

ここは手動で定期的に落ちた土を上の土入れに戻していきます。

農業用の土が入った袋

土のストックも準備していて、土が少なくなってきたらこの袋を開けて中の土を補充します。

種まき

播種機の中に入った玉ねぎの種子

これが玉ねぎの種子です。この細かい一粒一粒が大きな玉ねぎに育っていきます。

播種されている育苗ポット

育苗ポットのくぼみ一つひとつに種が入れられていきます。

一つのくぼみに一個ずつ種が入るようにまかれ、鎮圧ローラーで種の入った部分を上から押し付けていきます。

でもたまーに、種がうまく入らずに何も入っていないくぼみも発見します。そういう時は手が足りていればそっと種を入れてあげます。

土被せ

播種機に入れられた土

今度は覆土を被せていきます。

播種機で入れられた土

育苗ポットにまかれた種の上から土がかぶせられます。

余分な土をすり切って落としている播種機

その後、余分な土をすり切って表面を平らにします。ここでも、下に土受けのバケツが置いてありますね(笑)

播種完了

玉ねぎの種が播種された育苗ポット

かぶせた土が平らになった育苗ポットが自動で流れてきます。

玉ねぎの種が播種された育苗ポット

どんどん流れてきて自動で積み上げられていきます。

木のパレットの上に積み重ねられた育苗ポット

ある程度の枚数が溜まってきたら、木のパレットの上に移動し積み重ねていきます。

この作業を必要な分が終わるまで延々と繰り返します!

積み重ねられた玉ねぎの育苗ポットと子ども

そして、これがビニールハウス1本に並べる播種後の育苗ポットです。これで1300枚ほど!すごい。

去年はこれを当日にビニールハウスに移動して並べましたが、今年は翌日に並べていきます。

そして、並べ終わったら今度はビニールハウスの中で温度管理や水やりをしながら苗を育てていきます。

今回は、玉ねぎの播種について紹介しました。去年は写真を撮り忘れてしまったので、一年越しでやっと紹介できました!

これから農家はどんどん忙しくなっていきます。農家の嫁として今後も農家の仕事についてリポートしていきたいと思うので、よろしくお願いします^^

次回は、ビニールハウスに育苗ポットを並べるよ!

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