骨髄ドナーってなに?みんなで骨髄バンクのドナー登録をしよう!

山と湖の前に立っている女の子 体のこと

ドナー登録という言葉を聞いたことがあるでしょうか?テレビのCMやドラマなどで耳にしたことがある人も多いと思います。

わたしも言葉を聞いたことはあったけれど、具体的にどういうものなのか、どうしたらできるのかなどよく分かっていませんでした。

調べていくと、どんな人が骨髄ドナーを必要としてどれだけの人が待っているのかや、ドナー登録は簡単にできることなどを知りました。

移植が必要な人に骨髄を届けるには、まずはたくさんの人に骨髄ドナーについて知ってもらうことが大切だと思います。

これまで、なんとなく知っていた人もそうでない人も、興味のあった人もなかった人も、少しでも骨髄ドナーについて知ってもらえたらと思います。

骨髄ドナーってなに?

握手をしている2人の手

骨髄は骨の中心部にあるスポンジ状の組織で、血液はその骨髄の中にある造血幹細胞というところで作られます。

造血幹細胞には、白血球や赤血球、血小板のもとになる細胞がたくさん含まれていますが、病気によって正しい血液が作れなくなることがあります。

そこで、正しい血液を作る造血幹細胞を健康な人から採取し、患者さんの静脈へ点滴で注入することで、血液を作る機能を回復させることができます。これが骨髄移植という治療です。

その造血幹細胞を提供してくれる人のことを骨髄ドナーといいます。この骨髄ドナーと移植が必要な患者さんを繋ぐ役割を担っているのが骨髄バンクです。

全国で骨髄ドナー登録をしている人は、約48万人います。しかし、実際に移植を受けた件数は、年間1200件。

移植を受けるには、HLA型という白血球の型が合う必要があります。HLA型は約1万6000種類あると言われ、多い型、少ない型などの偏りもあります。

血縁者の中だと同じHLA型の人がいる確率は高く4分の1、血縁者でなければ数百〜数万分の1とも言われています。

適合する確率はとても低いので、移植をできているのは、骨髄を待っている患者さんのうち、約6割を言われています。

ドナーが必要な病気

机に置かれた聴診器とペン

骨髄ドナーが必要な病気は、白血病や再生不良性貧血、悪性リンパ腫などがあります。

この他にも、骨髄異形成症候群、先天性免疫不全症、代謝異常などが挙げられます。

このように骨髄移植の治療を必要とする病気が数多くあり、治療のために適合する骨髄ドナーを待っている患者さんがたくさんいます。

骨髄ドナー登録

ドナー登録のカード

骨髄ドナー登録をしようと思ったら、近くにある登録会場に行き、登録申込書に記入し提出します。ここで、白血球の型を調べるため2mlだけ採血します。

これで登録は完了です!とっても簡単ですね。登録は、最寄りの献血ルームや血液センター、献血バス、一部の保健所などでできます。

適合したら

くぼみにはまり合ったハート

適合通知がきたら、書類に必要事項を記入してすぐに返送します。この時点では他に適合したドナーにも同じ通知が送られています。

次に、骨髄バンクのコーディネーターと面会し、これからの手続きの説明を受けたり、分からないことや心配なことを聞くことができます。

その後、病院で確認検査というものが行われます。確認検査では血液検査や問診などを受けます。この検査結果や性別、年齢などを加味してどのドナーが選ばれるか決まります。

骨髄ドナーに選ばれたら

医師に説明を受ける女性

骨髄ドナーに選ばれたら、家族同席のもと、最終同意面談をします。ここで、同意するともう途中で辞めることはできません。

移植を受けることが決まると、患者さんもそのために様々な準備や治療を始めます。これには、苦しい副作用が伴い、辛い治療を乗り越えて移植にのぞむことになるのです。

そのため、家族と話し合い、しっかりと理解を得た上で同意しましょう。

ドナー本人と家族の代表、第三者の立会人、コーディネーター、説明する医師が集まり、最終的な提供意思を確認し、書類にサインをして同意となります。

健康診断

血圧を測る機械と薬

骨髄液を採取しても大丈夫かどうか、ドナーの健康状態を調べるために健康診断を受けます。その結果に問題がなければ、自己血採血をします。

自己血採血とは、自分の血を先に採っておくことです。骨髄液を1000ml採取するとしたら、一度にそれだけの量を採取するとドナーの血液が足りなくなってしまいます。

そのため、400mlと200mlなど2回に分けて採血し、骨髄液を採取した後に採っておいた自分の血液を体に戻します。

骨髄液を1000ml採り、600ml血液を戻すことで、一度に体から失っても健康に問題がないと言われている400mlだけ採取したことになります。

入院

聴診器を首にかけた医師

骨髄ドナーの造血幹細胞の提供方法には、骨髄提供と末梢血幹細胞提供の2種類の方法があります。

骨髄提供の場合は、全身麻酔をし、造血幹細胞がたくさんある骨盤の骨から骨髄液を注射で採取します。

末梢血幹細胞提供の場合は、白血球を増やす薬を数日間にわたり注射し、血液中に増えた造血幹細胞を取り出します。

腕に針を刺し、血液成分を分離する特別な機器を使って造血幹細胞だけを取り出し、それ以外の血液は体内に戻します。

骨髄提供の場合は3泊4日程度、末梢血幹細胞提供の場合は4泊5日〜6泊7日程度入院することになります。

退院後に、ドナーの体に問題がないか健康診断も受けます。期間や回数は限られていますが、移植した患者さんと手紙のやりとりをすることもできます。

今できることを

1つのハートを持っている2人の手

骨髄ドナー登録をしても、必要としている患者さんとHLA型が適合する確率は高くはありません。しかし、確率が低いからこそ、たくさんの人がドナー登録に協力することが大切です。

ドナー登録をしている人の数が少なければ、それだけ適合する確率が下がり、移植を受けられる患者さんが少なくなってしまいます。

骨髄ドナーは他の臓器移植とは違い、生きている間、それも18〜60歳までの間しか提供できません。

なので、たくさんの人が骨髄ドナーについてもっと知って、今自分にできることとして「ドナー登録しよう!」と思えるといいなと思います。

まずは、わたし自身が今自分にできることとして、骨髄ドナー登録をしに行こうと思います!

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