人と一緒に暮らすことは価値観を共有すること。親との同居はどうする?

赤ちゃんを抱く高齢男性と若い男性 考え方

大人になって自立して家を出て、ひとり暮らしをしたあと、親との同居について考えるタイミングはいくつかあります。

結婚したとき、子どもができたとき、親が高齢になったとき、実家を継ぐとき、長男であるときなど理由はさまざまです。

誰かと一緒に暮らすことで、自分の生活スタイルが変わることもあります。さらに親との同居ではお互いに気を遣うこともあるかもしれません。

みんなが楽しく暮らすにはどうしたらいいのでしょうか?誰かと一緒に暮らすことや親との同居について考えてみます。

誰かと一緒に暮らすこと

おしゃれなリビングとソファー

一人で暮らしているときと誰かと一緒に暮らすときではいろんな違いがあります。

自分一人で住むわけではないので、家選びから家具や家電選びまで一緒に選ぶことも多いと思います。ひとり暮らしのときなら、自分一人の好みや条件で決められたこともそう簡単には決められなくなります。

それが面倒だと感じる人もいると思いますが、誰かと一緒に新生活の準備をしたり、一緒に暮らす空間を整えていくのはワクワクしたり、楽しいと感じる人も多いと思います。

出かけるときに見送ってくれたり、帰りを待っていてくれたりする人がいるというのも嬉しいですよね。

平凡な一日を過ごしていても、誰かと一緒なら些細なことでも笑えたり、楽しさを共有できたりします。楽しかったことや嬉しかったこと、辛かったことや困ったことも、共有することで分け合えたりもしますね。

ただ、自分の時間や自分の空間というものも大切なものなので、誰かと一緒に暮らしていても、あえて、一人で過ごす時間や自分だけの好きな過ごし方は確保した方がいいかもしれません。

そういう時間をお互いに大事にしたり、尊重したりすることが、誰かと一緒に暮らす上で大切なこと、関係を良好に保つポイントになってきます。

どれだけ仲が良くても、好きあっていても、ある程度の距離がある方がお互いを大切にできる、ということもあるのだと思います。

生活習慣の違い

並んで料理をしている男女

そして、誰かと一緒に暮らすということは価値観を共有するということです。

それぞれ別々の家で育ってきて、自分にとって当たり前だと思ってやっていることが、相手にとっては違うということも多いかもしれません。

誰かと暮らすときは、そういう違いはあるという前提で考えて、一緒に暮らしていくためにルールを決めたり、お互いにやり方の違うことがあったときはそのすり合わせをすることが大事です。

価値観や習慣が違ってもそれを言えずに、我慢して生活するとせっかくの暮らしがストレスのあるものになってしまいます。

それぞれが楽しく、気持ちよく過ごすために、お互いの気持ちや意見を尊重しながら、新しいルールや方針を話し合いながら決めていくといいと思います。

親(義父母)と暮らすこと

本を一緒に見ている祖父と孫

友達と部屋をシェアしたり、同棲したり、結婚して一緒に暮らしたりするのと、親と同居することはちょっと違うかもしれません。立場や関係性、年齢も離れていることで価値観も大きく違う場合もあります。

長年、培ってきた習慣や価値観はそう簡単には変わりません。夫婦だけで暮らすときよりも、親と一緒に暮らすことはお互いに気持ちよく暮らしていくために努力や工夫しなければいけないことは増えるのかもしれません。

お互いに理想があって、それを相手に求めてしまうので、それが食い違ったとき、「何でこうしてくれないの?」「何でこうするの?」と思ってしまいます。

特に、家族になるということで距離も近くなるため、親から子ども夫婦へ、子ども夫婦から親へ「こうしてほしい」と思うこと、「これはしないでほしい」と思うことを求めすぎたりすることもあるかもしれません。

夫婦にしろ、自分の親や義父母にしろ、誰かと暮らすというのは人数が増えるほどにそのすり合わせは大変になります。家族とはいえ、家族だからといって価値観が合う、考え方が同じというわけではありません。

それまでと生活の仕方が変わるのなら、小さく見えてもひとつひとつのことについて、思ったことがあったらちゃんと言葉にして伝えることが大事です。

別々の人間だから、意見が食い違っても当たり前です。ただ、一方的に相手を責めたり、批判したりしていては楽しく暮らせませんよね。

価値観が違うもの同士、それ以前にお互いのことを知るというところから始めなければなりませんね。「こうしてくれるはず」「こうするもんだろう」という考えは禁物です。

自分と相手は違うと分かった上で、お互いの気持ちや考えを大切にする、尊重するという感覚が大事です。ただ、これは相手にもよって、ある程度話せば理解し合える関係の場合はそれでいいと思います。

しかし、根本的に考え方が合わなかったり、価値観が大きく違う、また話をしても折り合いがつけられないという場合もあると思います。

そういう場合は、ある程度諦めること、相手にあまり求めないこと、または「自分の理想を相手に押し付けているのかも…」という視点も大事かもしれませんね。

それぞれに生きてきた生き方があるので、許容できる範囲では口出しはせず、「相手はこうなんだ」と受け入れることも関係を良好に保っていくためには必要かもしれません。

よく考え、話し合うこと

体を寄せ合って座っているカップル

とはいえ、同居していくというのは簡単なことではありません。良好な関係が築ける家庭ばかりではないと思います。

まずは、同居する前にしっかりと「本当にそれでいいのか?」同居した後のことも具体的にイメージして、パートナーと話し合っておく必要があります。

そして、同居することになったら自分の親であっても義父母であっても、初めに一緒に生活する上でのお互いの考えを話し合っておくことをおすすめします。

夫婦でも親でも、生活が始まって違和感があってもそれを言わずに過ごしていると、時間が経てば経つほどそれを言い出しにくくなります。

また、相手もそれを当たり前のこととして受け入れてくれていると認識されてしまいます。一緒に暮らす相手がどんな人なのか、自分の気持ちをちゃんと伝えられる人なのか見極めること。

その上で、新しい生活に必要なルールや考え方の意見交換をしておくこと。そして、新生活のスタートのときに、改めて一緒に暮らす上での方針を確認しておくこと。

そして、大事なのはこれからも思ったことを伝えていくこと。これから先も生活は続いていくので、できるだけ溜め込まず、お互いに思ったことを伝えて、その都度、折り合いをつけていくことが大事です。

感謝の気持ち

並んでにこやかに笑っている老夫婦

一緒に暮らしていけば、誰にでもいいことも悪いこともあると思います。関係が良好で何も問題がない家庭もあるかもしれないし、関係の悪さが致命的…というところもあるかもしれません。

ただ、感謝の気持ちはお互いに忘れずに持っておくことが大事です。生活しているといろんなことが当たり前になってきますが、やってもらったこと、助けてもらったことはお互いにあるはずです。

子どもと遊んでくれたり、食事を作ってくれたり、子どもの成長を喜んでくれたり、応援してくれたり、見守ってくれたり。

それでも、いろんな問題が起きてしまっている場合、その問題の部分に意識が集中してしまうと、悪いことにばかり目がいってしまいます。

そんなとき、今ある問題とこれまでやってきてもらったことは別のことと認識して、感謝の気持ちはできるだけ、忘れずに心の中に持っていたいですね。

親だけでなく祖父母や地域の人などいろんな大人に関わってもらうことやたくさんの人に見守ってもらって育つことは、子どもにとってもいい面がたくさんあると思います。

しかし、親とどうしても折り合いをつけることができない場合もあると思います。価値観や考え方が合わず、お互いの生活や気持ちを尊重できない、一緒に暮らすことが困難な場合は無理せず、パートナーに相談しましょう。

相談して解決できる場合とできない場合があるかもしれませんが、そこで無理をして体を壊したり、心を病んでしまっては意味がありません。

本当はそうなってしまう前に、パートナーや自分の親、義父母とも日常的に気持ちや考えを伝えあったり、話ができればベストだと思います。しかし、そういう関係性でない場合もあると思います。

そんなときは、話せる段階でパートナーや親に気持ちを打ち明けたり、どうしていったらいいか話し合ったりして、それでも無理なら親と別々に暮らすという選択肢もあると思います。

もうすでに二世帯の家を買ってしまった、建ててしまったなどの問題もあるかもしれません。

でも、どうすれば誰かが苦しんだり、辛い思いをすることなく、暮らしていけるかを考えて、最後には建前や世間体などではなく、家族を一番大事に考えて結論が出せればいいと思います。

我慢してしまう人が多いかもしれませんが、「楽しく、自分らしく生きたい」ということは誰もが心の中では望んでいることだと思います。

そんな心の声に蓋をせず、「我慢しなきゃならない」「こうすべき」という固定概念は捨てて、自分で自分の望む道を選んでいきましょう^^!

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