意外と簡単!大型特殊免許の教習レポート(教習1日目)

斜め前方から見たホイールローダー 農業

わが家は夫と義父が農家をやっていて、これまでは手作業を手伝うだけでしたが、トラクターに乗るような作業も一緒にできるようにするため、大型特殊免許を取ることになりました。

教習所に通ったり、初めてのことを習うのはドキドキするものですが、楽しくもありますよね。今回は、大型特殊免許の講習内容や操作を紹介したいと思います。

大型特殊免許を取ろうかどうか迷っている人や、一歩を踏み出すのが不安な人の背中を後押しできれば幸いです。

基本操作

バスの運転席

教習所で大型特殊免許を取る際は、上の画像のようなホイールローダーというものに乗ります。

AT車

ホイールローダーには、MTのものもありますが、教習所ではATのものが多いと思います。クラッチ操作がないので運転する操作は楽です。

足での操作はアクセルとブレーキだけですが、作業用に左足で踏める位置にもうひとつブレーキがあります。

ギア

またギアは、F(前進)、R(後進)、N(ニュートラル)のみで、変速は1〜4まであります。変速は基本的には4で走り、バックの時だけ1に入れます。

バケット

ホイールローダーは、車体の前方にバケットと呼ばれる部分がついています。

走行する前に、このバケットを上げて地面から浮かせたり、運転を終わるときには下げて地面に下ろしたりします。

バケットのレバーは、手間に引くとバケットが持ち上がり、奥にすると下がります。左に倒すとバケット自体が上を向き、右に倒すと下を向きます。

ウィンカー

ウィンカーは普通車と同じ位置にあり、使い方も同じですが、注意するのは右左折してもウィンカーが勝手に戻らないことです。

右左折や進路変更が終わったあとは、ウィンカーは常に手動で戻さなければなりません。

サイドブレーキ

サイドブレーキも普通車と同じように座席の左側にあり、上げ下げをしてブレーキをかけたり、解除したりします。

座席

シートベルトは2点式です。教習では、乗車したときに座席の調整と、降車する前に座席を元の位置に戻すことを忘れないようにしましょう。

基本操作はこのくらいです。バケットの上げ下げは走行するために少し浮かせるくらいで、バケットの操作はしません。あくまで必要なのは大型の特殊車両の運転スキルのみです。

教習内容

青空の下のホイールローダー

乗車

教習では、まず車両の後方、前方に問題がないか確認してから車両に乗ります。運転席側からは乗車できないので、助手席側からはしごを登って乗り込みます。

その前に、ドアの外側にあるロックを外してドアを開け、わたしが乗ったホイールローダーは完全にドアを開け切ると、磁石になっていて、ガチャンと固定されていました。

座席の調整

運転席に座ると、座席の調節をします。アクセルやブレーキが十分に踏める位置にしましょう。

普通車よりもアクセルを強く踏まないとなかなかスピードが出ないので、座席が遠いと運転がしにくくなってしまいます。

発進準備

2点式のシートベルトを締め、ブレーキを踏んでエンジンをかけます。

エンジンの鍵を少し回すと運転席の前にある画面にランプが一度付きます。その後、ランプが消えてから鍵をしっかりと回すとエンジンがかかります。

バケットのレバーを手前に引いてバケットを少し地面から浮かせ、左にレバーを倒してバケットを上に向かせます。

ギアをF(前進)にし、サイドブレーキを下ろし、ウィンカーを出して、後方と前方の安全を確認したらいざ出発!

走行

アクセルは重く、ぐっと踏んでもいきなりスピードが出ることはないので安心です。

普通車の運転との大きな違いはハンドルの持ち方、回し方です。ハンドルの上にノブが付いていて、それを左手一本で握ります。

右手は実際の作業の際にバケットなどを操作する必要があるので、両手でハンドルを持たないようにします。

そのノブを握って回すと方向が変わりますが、普通車と比べてハンドルの遊びがないため、少し動かしただけで左右に大きく振れてしまいます。

なので、進行方向の調整はハンドルを細かく動かします。右左折する場合は、これよりは大きく回しますが、普通車のように速くは回しません。ゆっくりと回しましょう。

少しハンドルを回しただけで左右に振れてしまうのでまっすぐに走るというシンプルなことが意外と難しいです。

また、内輪差がほぼないので、後輪は前輪と同じところを通ります。なので、左折するときに交差点の角に寄り過ぎたかなと思っても前輪が通っていれば、後輪が脱輪することはありません。

走行するときは道の左側に寄って走りますが、車体が大きいので道の真ん中を走ってしまいがちです。ミラーを見ながら白線からタイヤがどれくらい離れているか確認しながら運転しましょう。

注意すること

横から見たホイールローダーのイラスト

ウィンカーの戻し忘れ

わたしが一番忘れてしまうことが、ウィンカーを元に戻すことです。ウィンカーは手動でないと戻らないのですが、普通車の運転ではほとんど気にかけて運転していません。

また、教習では他の操作に集中していることや、走行するときの音が大きいのでウィンカーの音があまり聞こえないので、これを度々忘れてしまいます^^;

右左折や進路変更をしたら、必ずウィンカーを戻したか確認しましょう。慣れると習慣になると思います。

ハンドル操作

右左折や進路変更をするときは、まっすぐ走行する時よりも大きくハンドルを切りますが、普通車の感覚でハンドルを切るとハンドルを切り過ぎてしまいます。

少しハンドルを回しただけで、タイヤが動くのでハンドルを回すときは少しずつ、そしてゆっくり回しましょう。

S字やクランクはないので、やるのは踏切と方向変換だけです。方向変換は車体が大きいのでハラハラしますが、要領は普通車と同じです。

ハンドルを切るタイミングやハンドルを回す角度が少しコツがいりますが、何度か繰り返しやっていくうちにコツを掴んでくると思います。

やってみて感じたこと

子どもが遊んでいるホイールローダーのおもちゃ

ドキドキ、でも楽しい!

教習当日、実際に目の前で見たホイールローダーは大きくて「これに乗るのか…」とドキドキしましたが、乗ってみると目線が高く、運転しやすかったです。

1日目の教習を終えた感想は「楽しかった!」です。教官もいろんな人がいると思いますが、わたしを教えてくれた教官は優しい人でした。

私語はあまりしないタイプで、淡々と指示と説明をしてくれる人で、運転に集中することができました。

もっと難しいかと思っていましたが、意外と簡単で普通車の感覚と違い、少しコツが必要そうな操作も3日間(6時間)の教習の中で十分習得できそうです。

わたしはAT限定の普通自動車免許しか持っていなかったので、少し前にAT限定解除をしましたが、こちらの方がよっぽど大変でした。

クラッチ操作が初めてだったのと、クラッチを変えるタイミングと減速の調整(ブレーキを踏みすぎるとエンストしてしまう)の感覚を掴むのに少し時間がかかりました。

また、長年癖がついている自己流のハンドル操作を指摘され、それを直すのに苦労しました^^;

そういった、クラッチ操作以外にも意識しなければならないことが多く、頭の中はフル回転でした(笑)

コースを覚えておこう!

わたしの通っている教習所では、卒業検定のコースが3つあるので、教習1日目はAコースを練習しました。

コースの道順は、教官の人がその都度教えてくれますが、卒業検定までに3つのコースを覚えておくことをオススメします。

右左折の方向により道のどちら側に寄っておくかや、ウィンカーを出すタイミングなど事前にコースが頭に入っていないと直前で焦ってしまったり、判断が遅れたりしてしまうためです。

コースを頭に入れておいた上で、教官の人が指示する道順を走行すると余裕を持って運転することができます。

教習2日目は、Bコースを覚えて教習に挑みたいと思います。新しいコースを覚えながら、1日目に教えてもらった操作や注意することを頭に入れて、意識しながらやってみます!

初心者として習おう!

AT限定解除の免許を取る前に、自分の家の畑で軽トラに乗ってちょっと練習したことがありました。

そして、教習所で「マニュアル車に全く乗ったことないの?」と聞かれたので、「少し乗ったことがあります」と答えたので、ある程度できるものだと思われてしまいました^^;

なので、「ちょっと経験があります」と言うよりも、「全くの初心者です」と言って初歩の初歩から教えてもらった方が、一から丁寧に教えてもらうことができます。

やったことがないことは緊張したり、「できるかな…」と不安になってしまったりしますが、どんと構えて一から教えてもらう、分からないことは聞く!という姿勢で挑んだら大丈夫です。

農家の奥さんや仕事で大型特殊免許が必要な人、これから取ろうとしている人は、ぜひ一緒にがんばりましょう^^!

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