子どもの施設で働く中でどんなことが嬉しかった?良かったことベスト3

グーサインをして笑っている女の子 子どもの福祉

「施設で働くってどういう感じなんだろう?」「どんな苦労があって、どんな魅力があるんだろう?」

「施設に興味はあるけれど、よく分からない…」そんな風に感じている人はいないでしょうか?

わたしは児童養護施設で6年間働く中で、大変なことや嬉しかったことなどいろんな経験をしました。

前回は子どもの施設で働いてみて、どんなことに苦労した?大変だったことベスト3」という記事を紹介しました。

そして今回は、施設で働く中で良かったこと・嬉しかったことベスト3について紹介したいと思います^^

ぜひ、読んでみてね!

良かったこと・嬉しかったこと

青空を背景にジャンプしている女の子

施設で働く中で感じる嬉しいこと、良かったことってなんでしょうか?わたしの場合はこんなことが挙げられます。

良かったこと・嬉しかったこと
  • 一緒に働く仲間ができたこと
  • 子どもとの関係が築けたこと
  • 成長した子どもからの言葉

このひとつひとつに簡単にはうまくいかない苦労と、その先の嬉しさがありました。

どんなことがあったのでしょうか?順番に見ていこう!

第3位 一緒に働く仲間ができたこと

輪になって笑っている男女

第3位は一緒に働く仲間ができたことです!

前回に書いた「子どもの施設で働いてみて、どんなことに苦労した?大変だったことベスト3」という記事でも職員関係の重要性は話してきました。

働く上で、職員の人間関係が働きやすさ・働きにくさにも大きく影響します。実際にあまりうまくいかない職員もいて大変なこともありました。

それでも、やっぱりわたしが6年間仕事を続けてこられたのは、一緒に頑張ってきた仲間がいたからです。

わたしのことを理解したり、応援したり、支えてくれる仲間がいました。

大変な問題を抱えて、どうすればいいのか途方に暮れている時も、一緒に闘ってくれる上司もいました。

そうした人たちのおかげで、勤務時間がめちゃくちゃでも、子どもたちの問題を抱えていても、うまくいかない職員との関係があっても何とかやってこれました。

特に最後の1〜2年は後輩が増えていく中で、助け合えるチームを作ろうと頑張ってきました。そこで、一緒に頑張ってくれた仲間、支えてくれた仲間たちにはとても感謝しています。

そして、施設での仕事の過酷さと喜びを教えてくれた、たくさんの経験をさせてくれた職場にも感謝しています。

わたしは6年間のうち5年間同じ上司の元で働きました。きっと、この上司だったから続けてこられたのだと思います。

わたしの出勤と上司の出勤が重なる最後の日、わざわざ上司の方からわたしの勤務している部屋に来てくれ「ありがとう、お疲れさま」と言って握手してくれました。

「あぁ、やっぱりこの人の元で働いてきてよかったな」と思った瞬間でした。この上司にはたくさん助けてきてもらったので、今でも感謝している人の一人です。

第2位 子どもとの関係が築けたこと

笑顔で抱き合っている母親と娘

第2位は子どもとの関係が築けたことです!

この関係が築けたというのはわたしの主観であり、子どもたちにとってどうであったかは定かではありません^^;

でも、わたしが新人職員として勤務し始めてから1年、2年と時間が過ぎていく中で、子どもたちとの関係や距離感が少しずつ縮まっていくのを感じていました。

ただ、実際に心から信頼してもらえる職員になれていたのかは分かりません。

それでも、普段の生活の中でいろんな話をするようになったり、笑い合ったり、話し合ったりしながら過ごしてきた日々はわたしにとってとても大切なものでした。

子どもたちと楽しく過ごしたり、大変なことを一緒に乗り越えたり、いろんな出来事を経験して、共有した経験が思い出になっていきます。

そうした思い出が多いほど、その子どもとの関係は深まっていきます。

バレンタインデーに手作りのお菓子をくれたり、手紙をくれたりする子もいて、とっても嬉しかったのをよく覚えています。

わたしが退職する際に泣いてくれた子、応援してくれた子、手紙をくれた子もいて、子どもたちの優しさと想いを受け取りました。

もらった手紙は今でも大切に持っていて、手紙を読むと「やっぱり頑張ってきてよかったなぁ」と思います。

子どもたちとの触れ合いは仕事の大変さや疲れも吹き飛ばしてくれて、また毎日を頑張る活力をくれます^^

第1位 成長した子どもからの言葉

thank youと書かれた手紙とかすみ草

第1位は成長した子どもからの言葉です!

わたしは退職することに決め、年度末のタイミングで子どもたちにも公表しました。

すると、ある子どもから手紙をもらいました。照れくさかったようで直接渡せず、他の職員伝いに渡してくれました。

そこには、「反発したこともあったけれど、いろんなことをしてもらった」と感謝の気持ちとわたしへのエールが綴られていました。

確かに、わたしはその子を含めいろんな子どもたちにたくさん困らされたり、悩まされたりしてきました。

思春期であったり、他の子どもたちとの関係もあったり、子どもたちにも難しい事情がありました。

でも「それもそういうもの」と受け止めていたし、その後心身ともに大きく成長した子どもたちを微笑ましく、そして頼もしく見ていました。

その子から、まさかこんな手紙がもらえるとは思ってもみなくて、本当にびっくりしました。

苦労した子どもだったからこそ、その気持ちがすごく伝わってきて、泣きながら手紙を読みました。

その後も、伝えてくれた気持ちが嬉しくて何度も何度も繰り返し読みました。

それからJICA協力隊としてアフリカ・ガボンに行きましたが、そこで辛いことがあった時や壁にぶつかった時も、持って行った手紙を読み返してその度に元気と勇気をもらっていました^^

他にも、その職場での最後の出勤日、子どもたちが眠って仕事が終わり、帰る時に子どもたちの部屋の玄関先に手紙を見つけました。

白い紙に「今までありがとう」と書かれた手紙。

とてもシンプルでしたが、その子との思い出やこれまでの出来事を思い返して、胸に熱いものがこみ上げてきました。

その一文から伝わってくるものがたくさんあったからです。その気持ちを伝えてくれたことが本当に嬉しくて、救われる思いでした。

最後に施設の前で一礼をし、「6年間ありがとうございました」と言って施設を後にしました。

また、退職しても誕生日には「おめでとう」のメッセージをくれた子もいて、「覚えてくれてたんだな」とその気持ちが何より嬉しかったです。

そして施設から自立し、それぞれが一人暮らしをして学校へ通ったり、働いたり、または結婚して子どもがいる子もいます。

もうすっかり子どもではなくなって、立派な社会人やお父さん、お母さんになっていて、そんな姿を見ると感慨深いものがあります。

普段の生活のことで「こんなことしたよ〜」と連絡をくれたり、電話で過去のことを振り返ったりもしました。

その中で、「あの時は分からなかったけど、今なら職員のやっていることの大変さが分かる」と言ってくれた子もいました。

その時「あぁ、こうしてみんなが大人になった時に伝わるものもあるんだなぁ」と感じて、こういう時にも「やっぱりやってきてよかったなぁ」と報われた気持ちになります^^

最後に

白の背景に色とりどりの花

いかがだったでしょうか?前回の記事と合わせて、施設で働いてみて大変だったこと・嬉しかったことを紹介してきました。

施設に限らずどんな仕事にも苦労と喜びはあると思います。

わたしは施設の仕事で良かったことも、辛かったこともありましたが、施設での仕事がやっぱり好きだなと思います。

そして、今度は自分の目指す施設を自分たちの力で作っていきたいなと思っています。

自分にとってやりがいがあって、たくさんの学びと気付きをくれる、何より子どもたちと一緒に過ごし、その時間がかけがえのない思い出となる素敵な仕事です。

施設での仕事はストレスや大変なこともありますが、やりがいや楽しいこと・嬉しいこともたくさんあります。

「子どもたちのために」と同じ思いで働ける仲間がいれば、きっと目指す施設を作っていけると信じています。

子どもたちのために楽しく働ける職場が増えて、施設職員を目指す人も増えていったらいいなぁと思っています^^

そんな魅力ある施設を作っていくのが、今のわたしの叶えたい目標です!

子どもたちも職員も心から笑って過ごせる施設作りを実現するぞ!

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