秋の収穫が終わったら?玉ねぎ農家の冬支度。ビニールハウスをかけよう!

ビニールのかけられていないビニールハウス 農業

農家は秋が終わり、冬に入ると畑仕事がひと段落します。しかし、その農家の冬休みに入る前には冬支度が必要です。

畑をおこしたり、トラクターや農機を格納したり、ビニールハウスをかけたりします。今回は、春の玉ねぎの移植に向けての準備としてビニールハウスがけのやり方を紹介したいと思います^^

農家の冬支度

霜が降りた葉っぱ

農家は秋の収穫が終わると、収穫が終わった畑を耕して次の季節に備えたりと冬支度をします。北海道では、10〜11月には雪が降り始め、12〜3月ごろまでは雪が積もっています。

この間は寒さと雪が積もっていることから畑で仕事はできないので、農閑期というお休みの時期に入ります。

しかし、ビニールハウスの中で育てる作物は冬でも仕事があります。わが家では、春に玉ねぎの苗を畑に植えるため、冬の間にビニールハウスの中で玉ねぎの苗を育てます。

2月中旬頃に玉ねぎの種を土の入った育苗ポットと呼ばれる入れ物に入れ、それをビニールハウスの中に敷き詰めます。

そして冬の間、玉ねぎの芽が出やすいように温度管理と水やりをして発芽させます。そのために冬に入る前にビニールハウスをかける必要があります。

冬場にビニールハウスを使うことがない場合は、積もった雪の重さでビニールハウスが倒壊してしまわないためにもビニールは外しておくのがいいです。

わが家は冬場にビニールハウスを使うのでビニールをかけますが、玉ねぎの苗を畑に移植した後には、ビニールを外してそこで緑肥を育てます。

植物を栽培し、新鮮な状態でそのまま畑の土壌にすき込んで肥料とすること。

ビニールハウスをかける

ビニールをかけていないビニールハウス

ビニールハウスの鉄骨だけの状態からビニールをかけます。当然ながらこのビニールは巨大で一人でやるのはとっても大変です。

2〜3人いればやりやすいと思います。ビニールは風が吹くと煽られて飛んでしまうので、天気予報などをチェックし無風の時にやるようにします。

ハウスバンドを準備して結ぶ

ビニールをかける前に、まずはハウスバンドと呼ばれるビニールのバンドの準備をします。ビニールハウスのアーチの部分を下から反対側の下まで届くような長さにして切っておきます。

束ねられたハウスバンド

これがその長さに切った大量のハウスバンドの束です。「よいしょ、よいしょ」と息子もお手伝い^^

ハウスバンドを持って歩いている小さな子ども

ビニールハウスの縦の端から端まで届くよう長い1本のひもを準備し、両端をビニールハウスに固定しておきます。

ビニールハウスに固定してあるひもにハウスバンドをくくり付け、ハウスバンドのもう一方の端は地面に差し込んである杭にくくり付けます。

結びつけられたハウスバンド
杭に結びつけられたハウスバンド

ビニールをかける

次に、畳んでおいたビニールをかけたいビニールハウスの横に、縦長に広げます。

縦長に広げられたビニールハウスのビニール

そして、ビニールハウスに立てかけておいた鉄管にビニールを引っかけます。ビニールには表裏の向きがあるので、広げたときに印字してある字が反転せず読める向きになるようにします。

鉄管にかけられたビニール
鉄管にかけられたビニール

それをビニールハウスの鉄骨の上に登りながらビニールを引っ張り、ビニールハウスのアーチの向こう側にかけていきます。

ビニールハウスにビニールをかけている男性
ビニールハウスにビニールをかけている男性

この時に風が吹いてしまうと、ビニールがぶわ〜っと広がってしまいます。そんな時はビニールの端っこをしっかり掴んで風がおさまるのを待ちましょう!

風が吹くとビニールが舞い上がり、ビニールハウスに立てかけておいた鉄棒に引っかかり、そのままビニールを引っ張ってしまうと破れてしまうこともあるので注意が必要です。

ビニールハウスに登っている人以外にそういった下回りの部分をフォローする人がいると、いちいちビニールハウスを上り下りしなくていいので楽です。

ビニールには、ビニールハウスの天井にあたる部分に中心のマークがあるので、ちゃんとそこがアーチの真ん中にきているかを確認して、止め具で止めていきます。

反対側にハウスバンドを渡して結ぶ

アーチの向こう側にもビニールを渡せたら、ビニールハウスに固定している長いひもをビニールハウスから外します。

そのひもをビニールハウスの縦の両端から2人で持って、アーチの反対側に渡すように引っ張ります。

ビニールがかけられたビニールハウス

最後に、長いひもにくくりつけてあるハウスバンドを外して、アーチの反対側の地面に差し込んである杭にくくり付けます。

地面の杭にくくり付けられたハウスバンド

簡単に取れないように体重をかけながらハウスバンドを引っ張り、ゆるまないように杭にくるっと1周させ、ハウスバンドで輪っかを作り、その中にハウスバンドを通してぎゅっと固定します。

地面の杭に結んでいるハウスバンド

これがなかなか力仕事で、わたしが普通にやると力が弱く、夫から「ハウスバンドの張りがゆるい!」とダメ出しを食らってしまいました。

なので全体重をかけ、何度もひもを引っ張り直してゆるまないように…とやっているので手にひもが食い込んで痛くなりました^^;

それでも、そうやって頑張っていると大分上達したようで夫から合格点をもらえました^^

ビニールがけ完了!

ビニールのかけられたビニールハウス

義父と夫とわたしの3人でやったのではかどり、午前中に3本のビニールハウスをかけることができました!

ハウスバンドをくくりつけるのは、午前中ではビニールハウス1本分しか終わっていないので、あとビニールハウス2本分やれば終わりです!

夫が実家に戻ってきていない頃は、この作業を義父1人でやっていたそうです。3人いてちょうどいいような作業をどうやって1人でこなしていたのでしょう…。

その時は、のんびり1日かけてビニールハウス1本を完成させていたそうです。ハウスバンドをくくりつけるだけでも、片側何十本もあるのを両側、そしてハウス3本分やるだけでもなかなかの量です。

2人いれば単純にやる量は半分になり、3人いればさらに少なくなります。今は夫もわたしもいるので、義父の仕事が少しでも楽になっているといいなぁと思います^^

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。

タイトルとURLをコピーしました