一つでも命を助けるために。ペットショップに行く前に考えてほしいこと

仲良く戯れている犬と猫 暮らし

人間が飼えなくなったことにより、飼うことを放棄して野良犬や野良猫となった動物たちは、保健所に保護されたあと、新たな飼い主を募集しますが、一定期間飼い主が見つからないと殺処分されてしまいます。

人間の勝手で、そんな悲しいことにならないために、家庭で、学校で、身近な話題として動物を飼うことや命についてもっとしっかり考えて話し合っていく必要があると思います。そんなことについて考えていきましょう!

家庭や学校でもっと命について考えよう

じっと前を見ている猫

ペットは人間の生活に身近にいる存在です。自分の家で飼っていたり、近所に飼われている動物がいたり、友達の家で飼っていたりすると思います。

よく見かける身近な存在で、人に癒しや笑顔を与えてくれます。そんな動物は自分の意思ではなく、人間の意思で人に飼われています。でも、また人の身勝手で飼えなくなったら飼うことを放棄されてしまいます。

そうして野良犬や野良猫となった動物が食べ物に困ったり、保護されても里親が見つからない場合は殺処分されてしまいます。この殺処分されてしまう数というのは決して少なくないのです。

普段、自分の耳には入らないかもしれないけど、多くの命が日々なくなっているのです。そして、その原因は人間にあるのです。人が何者かによって命を落とすことは問題になるのに、動物が人によって多くの命を落としていても、なぜこんなに問題にならないのでしょうか?

世間的にも動物の殺処分0を目指す動きはあると思いますが、もっと根本的に学校や家庭でその話をして話し合うことが必要だと思います。

学校の授業や家庭の中で、動物の殺処分についてもっと知ったり、どうすればもっと命が救えるか、どうすれば殺処分が0にできるかを、教師や親を含めみんなで考えていかなければなりません。

ひとりひとりが他人事でなく、自分ごととして考えられたら、安易に動物を飼って捨てる人が減るんじゃないかと思います。動物は軽い気持ちで飼っては絶対にいけないのです。そんなことも教師や親が子どもたちに教える大切な教育です。

生きることを考える生教育

道の上にいる3匹の犬

このことはまさに生きることを考える生教育です。「命とは何か?」「生きるとは何か?」について考えることは、学校で学ぶ勉強よりも大事なのではないかと思います。

動物を飼うということはどういうことなのでしょうか。それは、動物の命を預かるということです。命を預かって守り、育てる。これが動物を飼うということです。

家庭で動物を飼うということは、その動物の行動を制限することです。誤解を恐れずに言えば、家の中やゲージの中に閉じ込めることです。それが悪いと言っているわけではなく、その生活が動物にとって幸せなものになるかは飼い主次第ということです。

人間だって、行動を制限されたり自由を奪われることは嫌なはずです。動物を飼う上で、自由に自然と家を行き来できないのは仕方がないとしても、限られた生活空間に動物を置いて、どれだけ心地いい空間にしてあげられるかは人次第です。

生活するスペースを清潔に保ってあげたり、できるだけ広い空間で動けるようにしてあげたり、十分な食事やきれいな水を準備したり、そして何よりも愛情をかけてあげることです。

人間の赤ちゃんを育てるのと同じことです。自分の意思ではなく、人の意思に左右されてしまう命をどれだけ大切にできるかは自分次第なのです。

人間のせいでなくなっていく命があること、辛いことから目を背けずに、このことを受け止めることが大事です。そして、親自身もそのことを考え、子どもたちや家族と、子どもたちも学校や子ども同士でもたくさん話して考えていきましょう。

ひとりひとりができることはちっぽけなことかもしれませんが、みんなが現状を知って、少しでもこの悲しい現状を変えたいと思えれば行動が変わっていくはずです。

実際に保健所に行って犬や猫を引き取ることはもちろん、動物を飼うことができなくても、その状況を知っているだけでそれを子どもたちや他の人にも伝えることもできます。

そうした「動物の命を助けよう」「自分にできることをしよう」「命を大切にしよう」という意識の輪が広がっていけばみんなの意識が変わっていくと思います。

ペットショップに行く前に

木箱に入った子犬

ペットショップが悪いというわけではありませんが、ペットショップは犬や猫に子犬や子猫を産ませてその動物を売るというのが仕事です。ペットショップで動物を買う人がいるからペットショップで売られる動物も減りません。

動物を飼いたいなと思ったら、ペットショップに行く前に、まずは保健所で保護された犬や猫を見に行きませんか?

子犬や子猫ではないかもしれませんが、同じ命です。そして、保健所にいる動物は迷子という場合もありますが、人間によって放棄された命で残された時間に限りがあります。

ひとりひとりが動物を飼いたいと思ったときに、まずペットショップに行くのではなく、保健所に動物を見に行くことができれば多くの命が救われます。

動物によっては、人に怯えていてすぐには懐かない子もいるかもしれません。でも、それは人に慣れていなかったり、人が原因によるものです。

焦らずに時間をかけて優しく関わっていけば、ゆっくりとでも心を開いてくれるようになります。そうして、命を救うこと、そして心の傷を癒すことは人間の使命ではないでしょうか。

動物を飼うときに最後まで責任を持つこと

力強く開かれた目

ペットショップで動物を買うにしろ、保健所から動物を引き取るにしろ、動物を飼うときには最後まで責任を持って飼うこと、看取ることができるか親自身、子ども自身、家族みんなで真剣に考えましょう。

誰かが面倒を見る、そんなあやふやな気持ちで飼ってはいけません。毎日の散歩や食事、怪我や病気になれば治療が必要で、高齢になってくると目が見えにくくなったり耳が遠くなったりもします。

次第に歩けなくなったり、おむつをしないとおしっこが漏れてしまうようになることもあります。人間の介護と同じですよね。老いていくとできないことも増えていきます。

「かわいい」と遊ぶだけではなく、その動物の一生を責任を持って最後までみること、その間できる限りのことをすること。その覚悟があって、その約束を守れる人だけが飼うべきだと思います。

繰り返しになりますが、動物を飼うことは命を預かって守り育てることなので、それだけの責任や労力がかかって当たり前です。人間の赤ちゃんを育てられなくなったからといって放棄してはいけないのと同じです。

事情があって、どうしても育てることができなくなってしまった場合は、新しく大事に育ててくれる人を責任を持って探して託さなければなりません。そんな当たり前のようなことを、みんなが当たり前にできる社会になってほしいと強く願います。

次回は、実際に保健所から引き取った犬を新しい家族として迎え入れたときの様子や避妊手術とトラブル、赤ちゃんが生まれてからの犬の様子などについて書いていきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました^^ また次回もぜひ読んでもらえると嬉しいです♪

次回の記事はこちら▽

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