断乳を通して感じたこと。スムーズに断乳できた理由とは?

小さな女の子を抱く女性 子育て

前回は、「卒乳ではなく断乳をすることにした理由」について話しました。今回は、断乳をした時の自分の気持ちや息子の様子、スムーズに断乳できた理由などについて話していきたいと思います。

前回の記事はこちら▽

いざ、やめると思うと寂しい…

赤ちゃんを抱く女性

考えた末に断乳することを決めたものの、タイミングをいつにするか決めかねていました。そんなとき、息子が眠くなって寝落ちしてしまった日があり、断乳のタイミングについて夫に相談していると「もうこのまま寝かせて今日から断乳したら?」と言われました。

もともと、おっぱいトラブルが絶えずしんどい思いをしてきたので、「早くやめれることならやめたい…」と思っていた時期がありました。でも、おっぱいトラブルが落ち着いてきて、授乳の終わりが見えてくるとだんだん寂しくもなってきました。

名残惜しさもあり、断乳のタイミングを計りかねているところに突然「今日からやめたら?」と言われたものだから、わたしは戸惑ってちょっと不安定に。

「これで最後なんだ」って実感することもなく、あげた前回の授乳が最後になるのかと思うと悲しくなり泣きそうに。最後のおっぱいの時には息子にいっぱい声をかけてあげながらたっぷりあげたかったのもあり、「これで終わりは嫌だ」と思いました。

ただ、子どもが自らおっぱいを飲まなくなる卒乳まではずっとあげ続けられないと思っていたし、断乳するならおっぱいに執着していない今のタイミングの方がいいと思っていたので、このまま名残惜しさからズルズル延びるのもよくないと思いました。

そこで、自分の心の整理や区切りをつけるためにも息子のためにも「おっぱい卒業式」をすることにしました。

1年間おっぱいを飲んでくれた息子にありがとう

腹這いになりながら微笑む赤ちゃん

自分の気持ちに区切りをつけて、最後にたっぷりとおっぱいをあげて、息子と自分の体(おっぱい)に「ありがとう」を伝えるためにおっぱい卒業式をしようと思いました。

断乳する日の朝、「今日でおっぱいを飲むのを最後にするからね」と息子に話しかけながら最後のおっぱいをあげました。

思い返すと、出産したその日からこれまで1日も休むことなく続けた授乳。出産後、2日後くらいからおっぱいが張って固くガチガチに。ガチガチの痛みに、吸われて傷付いた乳首の痛み、乳首に血豆や白斑ができた痛みと闘ってきた毎日。

痛みや寝不足、精神的な疲れにヘトヘトになった時期もありました。辛すぎて「おっぱいもうやめる」と泣きながら夫に言ったことも何度もありました。それでも、毎日、1日に多い時は10回以上あげてきたおっぱい。

あまりにもおっぱいのガチガチがひどくて痛みも辛いときには、訪問の助産師さんに来てもらい、おっぱいマッサージをしてもらったり、教えてもらったじゃがいも湿布や母乳の詰まりを抑えるハーブティーを買って試したりしました。

おっぱいトラブルがおさまってきた頃にようやく、おっぱいを飲んでいる息子の姿がかわいいと思えるようになりました。そんないろんな思い出の詰まったわが家のおっぱい物語。

それがいよいよ終わりを迎えます。「生まれてから毎日おっぱいを飲んでくれてありがとう」「ガチガチに固くなって辛い時も何度もおっぱいを吸って治してくれてありがとう」とおっぱいをあげながら飲んでいる息子に伝えると涙が出てきました。

固くなったり、熱くなったり、痛くなったりしながらもがんばってくれたおっぱいにも「ありがとう」。毎日、母乳を作り続けてくれて、そのおかげで息子にたくさん栄養をあげたり、お腹を満たしてあげることができたこと、自分の体にも「ありがとう」。

そんな風にこれまでを振り返ったり、息子や自分に「これまでありがとう」と伝えることができて良かったなと思いました。

おっぱいは、子どもにとって心のよりどころになったり、安心感に繋がると聞くので、これからはその分もたくさんぎゅっと抱きしめたり、抱っこをしたり、触れ合いやスキンシップを大切にしていこうと思います。

おっぱいを飲むことに関してはこれでおしまいですが、育児はもちろんまだまだこれから。「今までありがとう」という気持ちと同時に「これからもよろしくね」と息子に伝えたのでした。

断乳をスタート

レールの上にあるstartの文字

断乳をする日の朝に最後の授乳をし、いつもより多めにおっぱいをあげると、息子はぐずることなくおっぱいから切り替えて遊びだしました。「とうとう最後の授乳が終わったんだな…」とちょっぴり感傷に浸る。

これまで、母乳の分泌がよくおっぱいが張って辛いことが多かったわたし。断乳するときには1日に1回だけの授乳回数に減っていましたが、1日に1回もおっぱいをあげないなんて初めてのことなので、おっぱいがどうなってしまうのか不安でした…。

ですが、意外なことにその後、1日2日と経ってもおっぱいは少し固くなるくらいでそれほど張らず3日が経ちました。3日経ったところで、おっぱいを絞り母乳を出します。

どの程度まで出せばいいのか分からず、できるだけ絞りました。出なくなる様子がないので、朝と夕方に分けて2回絞りました。これまで、息子にあげていた母乳をただ出して捨ててしまうことが何だか悲しく、切ない気持ちになりました。

それでも自分が決めたことなので仕方ない、と気持ちを切り替え搾乳しました。ある程度絞ったところで終わりにし、3日目のみ搾乳した状態で今日で断乳して5日になりました。

おっぱいが固くならなかった理由

ピンクの背景に水滴で描かれたマーク

おっぱいにはそれほど変化はなく、ガチガチにもなっていないし、あまり張ってもいません。それはこんなことをしていたからかもしれません。

  • 授乳回数を1日1回まで減らしていたこと
  • ハーブティーを飲みまくったこと
  • 心の準備をしたこと

まずは、授乳回数を減らしていたこと。これは確実に効果があったと思います。母乳は赤ちゃんに飲まれると、減った分また作ろうとします。授乳回数を減らすということは母乳の分泌量を抑えるということです。

このとき、急に授乳回数を減らしたりするのではなく、徐々に授乳回数を減らしたり、1回の授乳時間を短くしていきましょう。そうすることで、おっぱいも徐々に慣れてきます。

あとは、勧められた母乳を詰まりにくくするハーブティーをめちゃくちゃ飲みました。おっぱいトラブルが落ち着いてからはしばらく飲んでいませんでしたが、断乳した日から1日に2〜3回、毎日飲み続けました。

これによる効果がどれほどあったのかは正直分かりませんが、やらずに後悔するよりもできることはやっておいた方がいいかなと思います。わたしが飲んでいたハーブティーはこちら。

母乳の分泌を増やしたい人向けのものがあったり…

断乳する人向けの母乳の分泌を抑えるものもあります。

わたしは母乳を詰まりにくくするミルクスルーを飲んでいて、それを断乳するときに飲むのも有効というのを調べて知ったので、断乳する人向けのミルクセーブを新たに買うことはせずにミルクスルーを飲んでいます。

そして、これは気持ちの問題かもしれませんが、心の準備をしたこと。1日の授乳回数を減らしてからも、決まったタイミングで飲ませないと、その分おっぱいが張っていました。でも、断乳してから全く飲まなくなったのに不思議とおっぱいは張りませんでした。

「もう最後なんだ」と心に決めて、息子やおっぱいに「今までありがとう」と伝えて泣いたことで、体にも伝わったのかな?なんて思ったりしています。

息子の様子

草原に座って笑う小さな男の子

息子の様子はというと、驚くほどスムーズにおっぱいのない生活を受け入れてくれました。最後の授乳をした日、寝る前に授乳をせずに布団に寝かせてもいつも通りに寝てくれました…!

夜中も起きることはなく、次の日も朝起きてから日中も機嫌よく遊んでいます。夕方になると眠くなってきて少しぐずることもありますが、夜おっぱいを飲まないと泣いて寝れないということはなく、いつも通りに寝てくれます。(息子、ありがとう!!)

もし、息子をおっぱいで寝かしつけていたなら、断乳にもっと苦戦していたと思います。そうならないために前もって工夫していたことがあります。それは以下のこと。

  • 自分で寝られるようにすること
  • 寝る前の遊びを決めて習慣にしておくこと

わたしたちはネントレをがんばり、おっぱいや抱っこでなく、子どもが布団の上で自分で寝る力を育ててきました。このおかげで、息子にとって「寝る場所=腕の中」ではなく、「寝る場所=布団の上」になったのだと思います。

布団の上でも安心して寝られる習慣をつけることができました。ネントレについては前回の記事、またはこの記事を読んでみてください^^

そして、おっぱいを飲んですぐに寝かせるのではなく、おっぱいを飲んだ後に絵本を読む習慣をつけるようにしました。毎日、同じ生活パターンを送ることで習慣となり、赤ちゃんもその生活パターンに順応してくれるようになります。

なので、「おっぱいを飲む→寝る」というパターンだけだと「寝る前のおっぱいがない!」となる可能性があります。そこで、寝る前のルーティーンを作ることにしました。毎日、夜寝る前に絵本を読むことで、「絵本→寝る」という習慣に変えたのです。

そのおかげか、おっぱいを飲まなくても布団の上で絵本を読んだり一緒に遊んでから寝かせるとそのまま機嫌よく寝てくれるようになりました。

その後も、おっぱいを飲まない生活を順調に進めることができています。毎朝、「昨日も自分で寝てえらかったね〜!」ということと「おっぱいを飲まずに寝れてすごい!」と息子を褒めることは欠かさず続けています。

泣かないから「もうおっぱいがなくても大丈夫」と安心せずに、その分これまでよりも気にかけてたくさん声をかけたり遊んだりして、息子の心が安心できるように努めていきたいと思います!

大事なのは子どもへの愛情

小さな子どもを抱き上げる女性

おっぱいトラブルが多かった授乳期間を経て、おっぱいをあげる日々からとうとう卒業する、という記事を書きましたが、母乳育児が大事だと言っているわけではありません。

出産した病院では母乳育児を勧められてきたし、母乳によって赤ちゃんにあげられる栄養、おっぱいによる赤ちゃんの安心感などたくさんのメリットがあると思います。

でも、あげたくても母乳が出ない人もいれば、早い段階で仕事の復帰などの理由で断乳しなければいけない人もいると思います。わたし自身、母乳は出ましたが乳首が痛すぎて十分にあげることができず、ミルクと混合であげていた時期もありました。

それぞれの家庭にはいろんな事情があると思います。それでも、母乳育児の方が望ましいという風潮があることで、ミルクをあげて育てることに「これでいいのかな」と抵抗や負い目を感じる人もいるかもしれません。

わたし自身も、「がんばって無理してでも母乳をあげた方がいいのかな」と思ったこともありました。でも、精一杯育児をやっている中で、辛いのを押して無理をしてもしんどくなってしまうだけです。

赤ちゃんにとって、おっぱいは栄養や安心感の得られる大切な存在かもしれません。でも、赤ちゃんにとって一番大事なのは、お母さんやお父さんの笑顔や愛情です。おっぱいがなくても、赤ちゃんのためにかける思いや言葉、愛情は必ず伝わると思います。

辛い思いをして、育児が苦しくなって笑えないことよりも、赤ちゃんのことを考えながらも、できるだけお母さんやお父さんの体や心の負担を軽くして赤ちゃんと笑って過ごせることの方がずっと大事だと思います。

母乳でなくミルクだったり、パートナーや身内、近所の人、保育所や子育て支援センターなど頼れるところには頼って、自分のできる範囲でやれることをすればいいのだと思います。そして、「あなたのことが大事だよ」というメッセージを伝え続けていきましょう^^

長いようであっという間に過ぎてしまう育児の期間。今は、「大変だ〜」と振り返る暇もないかもしれませんが、その年齢ごとに今しか見ることのできない姿や表情があるんですよね。

そのことを忘れないで、今見せてくれるしぐさや表情、今しか共有できない時間を大切にして一緒に楽しんで生きていきたいですね。育児を楽しんだり、笑顔で過ごせる家庭が少しでも増えることを願っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました^^ また次回お会いしましょう♪

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。

タイトルとURLをコピーしました