前回、「献血に行こう!」「骨髄ドナー登録をしに行こう!」という話をし、近くに献血バスが来たので、実際に献血とドナー登録をしに行ってみました。
体重が軽すぎないかや子ども連れであることを少し心配していましたが、無事に献血&ドナー登録をすることができました。その経過をレポートしたいと思います^^
骨髄ドナー登録

骨髄ドナー登録のことを調べていると、献血バスでもドナー登録をすることができるということが分かりました。
なので、献血バスが来たこのタイミングで一緒にドナー登録もしようと思い、夫を誘って家族みんなで行ってみました。
献血バスで受付をするときに、ドナー登録もしたい旨を伝え、書類に住所や氏名などの情報を書き入れます。
そして、献血の前にするヘモグロビン濃度測定のところで、腕から2ml採血しました。
ドナー登録はこれで完了で、あっという間に終わりました。帰る前にドナーカードを渡してもらい、これは自分で名前を書いて保管しておきます。
初めての献血

過去に献血をしようとしたときに、体重が足りていなかったり、ヘモグロビン濃度が薄く献血できないということがあり、「自分は献血できないのかな」と思っていました。
でも夫がよく献血に行っており、わたしもやりたいなと思ったので、今回ダメもとで行ってみたのでした。
体重の心配もしていましたが、そのことを聞くと、自己申告なので、大体50kgに近ければ大丈夫そうでした。ということで、今回初めての献血をすることになりました!
本当は200mlの献血ができれば良かったのですが、今は200ml献血は若い年齢やよほど血液が足りないときにしか行っていないということでした。
なので、今回は400mlの献血に挑戦!どの血液型の献血も足りていないようで、受付には「大ピンチ!」と表示がありました。
受付・問診
受付で必要書類に記入し、専用の機械にカードを入れ、必要な情報を選択していきます。渡航歴がないか、病歴がないかなどです。
それから、採血するバスに移動し、医師による問診、血圧・体温測定をします。
ヘモグロビン濃度測定
その後、ヘモグロビンの濃度を調べます。献血しても大丈夫な濃度であることを確認してから献血されます。わたしも無事クリアできたため、いざ献血へ!
採血
献血するところに行くと、採血ベッドがあり、そこに深く腰かけます。看護師さんが丁寧に採血する際の注意点や献血の流れなど説明してくれました。
血液を一気に抜くことになるので、水分を摂取することが大切です。そのため飲み物を選び、採血中に飲みます。
また、採血している間に足の筋肉を動かす運動をしておくようにとの説明を受けました。
足をクロスさせ、足の筋肉に力を入れたり抜いたりする運動をくり返すことで、全身の血流が良くなり、献血に伴う副作用を予防することができるそうです。
また、献血の針が太かったことに驚きました。予防接種をするときに使う注射針などとは違い、多くの血液を採るために献血用の針は太くなっています。
でも、刺さってしまえば痛みは感じず、担当してくれた看護師さんが気遣ったり、リラックスできるようにいろんな話をしてくれました。
全身献血では10〜15分、成分献血では40〜90分ほどかかるそうです。成分献血は血液中の血小板や血漿の成分だけを取り出し、赤血球は再び体内に戻るので時間がかかるのですね。
献血が終わった後も水分を摂りながら少し休憩をしてから、献血カードをもらい、終了です。
子ども連れでもOK

夫の仕事は農業ですが、献血バスが来るこの日はたまたま時間が空いていたので一緒に行くことにしました。
1歳半になる息子は元気いっぱいなので、大人しくしていられるか少し心配していましたが、夫が抱いてくれており、終始お利口さんに抱っこされていました。
言葉にならない息子語でおしゃべりはしていましたが、泣いたりぐずることなく、大人しく待ってくれていたので、夫もわたしも無事に献血とドナー登録をすることができました。
献血の受付の人や看護師さんたちも子ども連れでも受け入れてくれ、かしこく待っていてくれた息子にも感謝です。
採血する間、大人しく待っていることができない場合や、他に子どもを見ていてくれる家族などがいない場合は、一緒に献血に行くことは難しいと思います。
その場合は、まれに託児サービスのある献血ルームもあるので、検索してみてください^^
これからも一緒に献血に行きたいので、息子が大人しく待っていてくれるように願っています(笑)
誰かのためにできること

今回、初めて献血をすることができ、骨髄ドナーへの登録もすることできて何だかとっても嬉しかったです。
今、誰かのために自分にできることができたような気がして嬉しかったのだと思います。
献血できる量は決まっており、400ml献血なら男性は年間3回、女性は2回までとなっています。
1年以内にあと1回しか献血はできませんが、献血バスが来るときにまたタイミングが合えば献血したいなと思います。
また、ドナー登録はしましたが、わたしのHLA型(白血球の型)と適合する患者さんがいなければ骨髄を移植することはありません。
身内でない人とHLA型が適合する確率はとても低いので、いつか誰かの役に立てるか分かりませんが、必要とされるその時がきたらぜひ協力したいなと思っています^^
コメント