AT(オートマ車)の限定解除がどこでどのくらいの時間や金額でできるのか、どんな流れで講習を受けるのか、またクラッチ操作のコツなどを紹介していきます。
AT限定解除とは?

AT限定解除とは、自動車免許を取るときにAT車限定の普通免許を取った人が、マニュアル車を運転する必要ができたときに取る資格です。
マニュアル車の運転操作を練習し、習得することでマニュアル車に乗れる資格を取ることができます。
どこで受けられる?

近くにある自動車の教習所で講習を受けることができます。自動車の教習所では、AT車やマニュアル車、AT限定解除、大型のトラックなどの免許を取ることができます。
また、トラクターに乗るために必要な大型特殊免許などの免許も取ることができます。
受付から受講の流れ

まずは、受講しようと思う自動車教習所に連絡して、いつからどのくらいの期間で受講できるのかや、かかる金額も確認しましょう。
教習所によって金額に少し差があるかも知れませんが、大体5万円くらいと言われています。わたしが行った教習所では5万5000円ほどでした。
受付をして申請書類に記入したあと、お金の支払いや写真撮影があり、講習の予約をします。そして、予約した日程で1日2時間、2日間で合計4時間の講習があり、3日目の朝に検定試験があるという流れでした。
最短2日、4時間の講習で免許を取ることができますが、運転技術が合格ラインまで到達しない場合は、期間が延びて必要な技術を習得できるまで通う必要があります。そうなった場合は、延長した時間分のお金もかかってしまいます。
クラッチ操作のコツ

まずはマニュアル車独自の操作、クラッチ操作の練習です。エンジンをかけてから、発進する際にAT車と違いマニュアル車はクラッチ操作が必要になります。
クラッチを思いっきり奥まで踏んだ状態でエンジンをかけ、ブレーキを踏み、サイドブレーキを下ろします。ギアを1速に入れ、ブレーキを離しアクセルペダルに足を乗せます。
そこからクラッチが繋がる部分までゆっくりとクラッチを上げていきます。クラッチを上げていくとクラッチが繋がる部分があるので、そこでクラッチを上げるのを止めます。
クラッチが繋がると車がゆっくり動き出すのですぐに分かります。このクラッチをゆっくり上げていくときに、少しアクセルを踏むとスムーズに動き出すことができます。動き出したら、アクセルを踏んでいくと同時にクラッチはゆっくり離します。
最初のクラッチが繋がる前にクラッチをいきなり上げてしまうと、エンストしてしまいます。ゆっくりクラッチを上げて、クラッチが繋がる部分が分かればクラッチ操作は難しくありません。
このクラッチ操作は、発進するときや停止するとき、ギアを変えるときに必要になります。
停止するときは、ブレーキでスピードを下げてから、クラッチを深く踏んだ状態でブレーキをゆっくり踏みます。このとき、クラッチを踏まずにブレーキだけを最後まで踏んでしまうとエンストします。
また、マニュアル車には1〜5速までギアがあり、出すスピードによってギアを変えていきます。発進するときは1速から始め、スピードを上げていくにつれギアも上げていきます。
このギアを変えるときにクラッチを踏みながらギアを変えます。クラッチが奥まで踏めていないとギアがうまく入らないことがあるので、クラッチを踏むときはしっかり踏み込みます。
受講1日目

わたしは、夫の農家の仕事を手伝うためにAT限定解除をすることにしました。前日に受付を済ませ、受講1日目ではAコースと呼ばれるルートの練習をしました。
外周をまわって、クランクやS字、坂道発進、踏切、方向変換などです。信号や見通しの悪い交差点などもあります。
車の運転自体はAT車でしていたので分かるのですが、ブレーキを踏んで減速しすぎたときにクラッチを踏まないとエンストしてしまったり、坂道で後ろに下がらないように発進する方法がAT車とは違うので少し苦戦中です。
50分講習を受け、10分休憩をはさみもう一度50分講習を受けました。初めに比べるとクラッチ操作にも慣れ、少し落ち着いて運転ができるようになりました。
果たして2日間で講習を終えて、3日目に無事試験に受かることはできるのか?!なんとか、最短で試験にパスしたい!パスできたら、すぐに免許証の書き換えに行き、農家の仕事を手伝う予定です。
そのために、教習中や農家の仕事の間は息子を一時保育に預けます。わたしも息子も新しいことに挑戦!ハラハラドキドキしながらも楽しんでいきたいと思います^^ では、今日も教習に行ってきます。
次回は、教習2日目の様子と合否発表、免許の書き換えまでの流れについて紹介していきたいと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました^^ また次回もぜひ読んでもらえると嬉しいです♪次回の記事はこちら▽
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