農業を続ける上での可能性とリスク。何に備えて、どう働いていく?

青空の下に広がる色鮮やかな緑 農業

日本全国、農家をやっているところはたくさんあると思います。その多くは、代々祖父母や親から農家を継いで続いてきたのではないでしょうか。

実際に祖父母や親がやっているのを見てきたからか、農業という仕事は安定しているように見えますが、そうとも限りません。

農家は1年を通して作物を作る準備をし、作物を植え、大きく育て、収穫し、作物によっては選別して出荷します。

この一連の流れがあって、出荷して初めて収益が出ます。では、同じだけ手間をかけて、収穫したものが例年より状態が悪かったり、少なかったらどうなるのでしょうか。

農業の可能性とリスクについて、考えていきたいと思います。

天候に左右される

水に濡れる作物

農家の仕事は天候と密接に関わっています。

風向きや風の強さ、晴れや曇り、雨など天気ひとつでできる仕事、できない仕事が変わってくるので、農家の人は常に天気をチェックしながらどう仕事をするか頭の中で組み立てています。

雨が降れば畑に入れなかったり、日照りのときや風向き次第では農薬を撒くことができません。周りにある他の人の畑へ農薬が風に乗ってかかってしまわないようにするためです。

また、天気によっては撒いた農薬が作物の生育を妨げてしまうこともあります。

他にも、干ばつが続き、灌水(水を撒くこと)をしたくても、晴れていてはすぐに乾いてしまいます。これは曇りのときがベストです。

このように、農家の人は毎日変わる天気に合わせて仕事をしています。

自然の影響を受けやすい

干ばつした土地

天気とも関係しますが、農家の仕事は自然の影響を大きく受けます。干ばつや大雨、台風、災害などが起こってしまうとどうなるのでしょうか。

干ばつは、雨が降らなくて作物の成長に必要な水分が足りないので、灌水機というスプリンクラーのような機械で水を撒きます。

ただ、水をたっぷり土に染み込ませなくてはいけないので、畑の面積が広いととても時間がかかる作業です。

雨が降らないことによって、作物に必要な水が足りないことも困りますが、もっと困るのは大雨による水害です。雨が降りすぎ、畑が冠水してしまうと、作物が枯れるという被害が出てしまいます。

作物が水に浸かってしまうと、酸欠の状態になるため、呼吸ができずに死んでしまうのです。この場合は、できるだけ早く排水をして、作物を水から出してあげなければなりません。

また台風が直撃し、作物や畑がぐちゃぐちゃになってしまったり、ビニールハウスが風で飛ばされたりしてしまうと被害は甚大です。

同じように災害が起きたときも、畑が水に浸かってしまったり、農業用の設備が破損してしまったりして、作物の出荷が難しくなる可能性もあります。

もし、何かあったら?

穂が垂れ下がっている穀物

1年かけて収穫に向けて動いていますが、こういった天候や自然の影響を受けて、作物が育たなかったり、出荷できなくなってしまうと、作物による収入を得られなくなってしまいます。

収穫や出荷ができなくても、畑を借りている場合は畑代、農薬や肥料、機械の整備費、軽油、必要な資材など、たくさんのお金がかかっています。

つまり、確実に経費がかかっているのに、収量が見込めないと赤字になってしまうのです。農家とは、昔から続いている職業で、食に関わる仕事なので、なくなることはないと思います。

でも、こうしたイレギュラーな事態により収入を得られないリスクを抱えているのです。仕事をしてさえいれば、確実にお金が入ってくるわけではありません。

また、温暖化の影響もあり、気候変動が進み天候も変わってくるのかもしれません。

実際に、今年は日照りがひどく、作物にとって雨が全然足りません。灌水をして凌いでいますが、これまでとは環境が変わってきていると農家の夫は感じています。

販路を開拓

握手している2つの手

もともと水田だったところを畑にして作物を作っていたり、特定の作物を作っている農家に対して、国が助成金を出してくれているものがあります。

それに助けられている現実がありますが、その助成金もいつまで続くのかは分かりません。いつまでも続く保証はないので、その助成金に頼らない意識も持っていたほうがいいかもしれません。

わが家は、収穫した作物をすべて農協に出荷していますが、中には販路を自分で開拓して出荷している人もいます。

自分のところで作っている作物を買いたいと言ってくれる人や企業に直接売るのです。そうすることで、仲介する業者がいない分、高く売ることができます。

また、小さすぎたり、大きすぎたり規格外の作物は農協に出荷することができません。そういうものは家庭で食べたり、近所の人に配ったり、家族や友人に送っても消費できずに余ってしまいます。

最終的には、廃棄してしまうものも少なくないので、そういう十分おいしく食べられるけれど規格外のものを安く、ほしいと思う人に売ることも必要なビジネスだと思います。

こういった、農協だけに頼らず、自分で販路を開拓して作物を売ることができれば、販売先や販売方法の選択肢や可能性も広がっていくと思います。

収入の柱

積み重ねられたコインとその上にある芽

販路を開拓して、複数の販売先を作っていくのと同時に、農業収入のみに頼るリスクも減らしていかなければなりません。

先ほど言っていたように、天候や自然に大きく左右されるので、作物がうまく育つときもあれば、うまく育たないときもあるかもしれません。

そういった状況も踏まえて、家計を支える収入の柱を複数持っておくことが大切になります。

農業という大きな収入の柱はありますが、その他にも収入の柱を作り、収入の源泉を分散することで、何かトラブルがあったときにも対応することができます。

他の収入の柱があれば、すぐに生活が破綻するリスクを下げることができます。これは、他の収入の柱がどのくらい育つのかにもよりますが、他の収入源が何もないよりは確実にいいはずです。

「まぁ、大丈夫だろう」と考えて何もしないよりも、今からでも何か副収入を得られる副業を探して始めてみることをオススメします。

簡単に稼げる副業というものはなく、何をするにしても、時間や労力、スキルが必要だったりと、努力と継続する力は必要になります。

でも、将来の不安を少しでも軽くするために、今できることから始めてみませんか?コツコツと継続することでいずれ、収入の柱が増えて収入源が分散できるようになるといいですね。

わが家は、農業、投資、わたしの副業をそれぞれ育てているところです。夫もできる副業を探していて、少しずつですが前に進んでいけるよう頑張ります!

自分や家族が安心して暮らせる未来、そしてお金に縛られず自由に生きていくために、一緒に頑張っていきましょう^^

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